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奇跡的に会えた「佐藤初女」さんという人(2012年の今日あの日のこと)

地球交響曲(ガイア)2にご出演の佐藤初女さん。
今から20年前、岩手県岩木山でイスキアの森を始めました。

生きる希望を無くして絶望と死への選択の淵をさ迷う人々を、
イスキアの鐘の音と共に、初女さんの心込めた食事で、
どれだけ多くの人が救われたのでしょうか…。
初女さんの作るお食事は生であって「命」そのもの。
「おにぎり」のお話しは、NHKの番組や映画でも有名ですね。

イスキアの森で初女さんの生ある食事を頂くと、
なぜか不思議と涙がこぼれてきて、まるで命が吹き込まれるかのように、
「生きる」ことを胸に、訪れた人々は元来た道を帰っていくそうです。

初女さんは十代の頃に、相当なご苦労をされました。
血を吐くほどの胸患いを起こしながらも、
休むことなく学校に通い続けたそうです。

身体が弱り、病気が悪化していく時に、
「生きる」ことは食、「食べる」ことだと、
ご自身の中で気が付かれたそうです…

私はまだ初女さんのことの多くを良く存じ上げない時に、
あるお方から、その魔法の「おにぎり」のお話しを聞き、
なぜか不思議な程、大変な感動をしました。

その日から、どうしてもどうしても、初女さんを知りたい、もっと知りたい、お会いしたい…
手当たり次第、本を買いました。
とにかく初女さんに惹かれてなりませんでした。

思いは通じたのか、
数日経って、ネットでたまたま「命のおむすび講習合宿」というイベントを見つけ、
参加することできました。
もう定員が既にいっぱいのところを、主催者様がお申込みを受け取ってくれたのです。

初女さんは、極自然に人に愛を伝えられる方。
人の心に響く何かをお持ちで、
自然の摂理に沿って生きておられる方、という印象を受けました。

初女さんは、優しい声で…
「悩みの答えは自分の心の中にありますよ…」
「心が揺れてもあなたの芯が一本あればいいのですよ…」
と、ある相談者にお話をされてました。

昔、イスキアの森の何本もある白樺の木の中に一本だけ風で揺れない若い木をあるのを見て感じたそうです。
「揺れている時は成長している時なんです…」

自然の理にかなった、丁寧で美しい言葉が一つ、また一つと響きました。

どうして、そのような美しい言葉が、すぅーと出るのかな、と感じながら、
一言も聞き洩らさまいと思いながら聞きました。
とても、貴重な体験をさせて頂きました。
本当にありがとうございます。

このお写真のおにぎりを握る手、祈りに見えるのは私だけでしょうか…。

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このコメントは、2012年11月12日に書いたものです。
故・佐藤初女さんの「命のおむすび講習合宿in三浦海岸」に参加した時の私の備忘録として記したものです。

2016年2月、初女さんは94歳で天に召されました。
ご冥福をお祈りいたします。