「行動を変える」ことで「変わるもの」ってなんでしょう?

いつもの習慣、いつもの時間の使い方をする中で、
今までと違うこと、新しい行動をすることは、実に、人の成長にとても大事なことです。

今年の健康診断、初めて【人間ドック】を体験しました。
昔から健康診断は苦手で、2年に1回、ヘタすると3年に2回はパスをしています。
今年は、転職初の健康診断ということもあり、しぶしぶながら受診に出かけてみました。
2年前でしょうか「おみおくりの作法」という映画がとてもヒットして話題になりました。

ご存じでしょうか?

主人公、44歳のジョン・メイは、ロンドンの南部、ケニントン地区の公務員。
仕事は、孤独死した人の葬儀を執り行うことでした。

几帳面な彼は死者の家族を見つける努力を怠らず、その人のために葬礼の音楽を選び、弔辞を書く・・・

規則正しい仕事と生活をしながら、ジョン・メイはいつもひとりでした。

ある朝、ビリーという年配のアルコール中毒患者の遺体が、
ジョン・メイの真向いのアパートで発見されます。

自分の住まいの近くで、その人のことを知らぬままに、
人が孤独死したという事実にショックを受けるジョン・メイでした。

さらにその日の午後、不幸にも彼は仕事に時間をかけすぎるという理由で、
ボスから解雇を言い渡されてしまいます。

彼の最後の案件となったビリーのために、
ジョン・メイはこれまで以上に情熱を傾けます。

ビリーの部屋にあった古いアルバムで、
満面の笑顔の少女の写真を見つけた彼は、イギリス中を回りビリーの人生のピースを組み立てていきます。

旅の過程で出会った人々と触れ合ううち、
ジョン・メイにも次第に変化が訪れます。
知らない間に自分を縛ってきた決まりきった日常から解放されたジョン・メイは、
いつもと違う食べ物や飲み物を試し・・・

そして、知り合ったばかりのビリーの娘ケリとカフェでお茶を・・・。
ジョン・メイは人生で初めての行動に出ました……。

”人は変わらない”、世間ではよくいわれます。
本当に変わらないのでしょうか?

実は、人は変われる要素をたくさん持っていることに気づいていないだけでは?

今まで知り得なかった自分の行動パターンや言語パターン、
人のプログラムを知るためにはどうしたら良いのでしょうか?

自分のプログラムを知るということは、どういうことでしょう?

ジョン・メイは、その出来事をきっかけに衝動的に職務を投げて旅にでました。

食事は缶詰から、焦がしながらも自分で魚を焼き、いつもの紅茶からココアへ。
グレーのセーターからパステルカラーのセーターに着替え、
知り合ったばかりのビリーの娘ケリとは、再開の約束を取り交わしました・・・。

人生で初めてづくしの行動に出たジョン・メイ……。

この映画の結末は、意表のつくものではありましたが、彼の表情には幸福感が溢れ、
優しい笑みがこぼれていました。

これは、ただの映画の主人公のお話しではなく、どんな人にも起きていることです。

長く染みついた、自分に馴染んだプログラムは大事なものかもしれません。
でも、人はあるきっかけによって、また自分の”意志”によっても、プログラムが変えられるというお話です。

何かがきっかけで行動が変わることは、よくあります。
動機には感情が伴い、感情が変わると行動が変わります。
望ましい状況や、成功・未来を得たいと思うのであれば、
まずはフルに自分の五感と言語を上手く使ってみることも一つです。

先ず、新しいことをやってみること、なんじゃないかなぁと思います。

かつての自分のプログラムと、新しいパターンを検証してみて、
どちらが楽しかったか、正しかったか、結果がOKか、マシだったかをフィードバック。

〝上手くいくプログラム″に上書き作業していけば、
きっと出合うものも変わり、もっと豊かな人生になるはずです。

私の【人間ドック】の結果は、オールAとはいきませんでしたが、
個人面談時の中間検査結果に対して、血液や内臓についてなどは正常値内でした。

単純なもので、
「どこも異常もなく、血液もドロドロでもなく綺麗ですよ!」
という言葉に反応して、この身体をずっと維持していきたい!と思いました。

今まで避けていた検診。
【人間ドック】を体験したことで、生活習慣がガラリと変化しました。

今では、スポーツジムに通うことや、野菜中心の食事療法に意識をおいてみたり、
早寝早起きの習慣も身につけました。

そして、私の様な人のメンタルに携わる仕事は、メンタルと身体の健康なバランスが大切なので、
より心身が健康であるための”心がけ”をするきっかけともなりました。

見事にプログラムの上書きが出来ました。
皆さまにも、このような経験があると思います。
ぜひ、皆さまの体験もお聞きしたいですね。

(すだっち)