BIZTecトレーニングセンターで勤務をはじめてそろそろ、1年になりそうです。
2015年の9月から、こちらでお仕事をしています。
普段は、セミナーの運営・企画だったり、貸会議室関連を取りまとめをしたりしています。
また、最近では、ここにやってきた本来のミッション、講師活動も始めたりしてます。
以前は、幼児期から習っていた音楽教室の企業の仕事をやってました。
体裁よく言えば、退職時は総括マネージャー。
中間管理職の板挟みの身分。人の真ん中や、前に立つ立場です。
中途入社で、主任、副店長、課長代理、課長と年々昇格してきました。
まさか、自分がそのようなポジションで仕事ができるのか?
と思いながら、ガンガンに休む暇なく追いつけ追い越せで、業界の中を駆け巡ってきました。
好きな音楽業界の仕事をしていたので、それはそれは頑張れ!頑張れ!で楽しい毎日でしたよ。
先日、1本のUSBが出てきましてね、それを開いてみましたら・・・
ものすごい量のデータがでてきました。
自分が考案した企画書や提案書、メモ、チラシデータなどでした。
もうすっかり忘れ去られた事ばかり、煙が立ちこめる様にリアルに過去の色々が浮かび上がってきました。
うかつにも涙が滲んできました。
自分がやってきたこと、過去に生きていた自分を未来からマジマジと見てるわたし・・・
「よくがんばったね!」
すごく褒めてあげました。
そういうことは、今まであまり無かったのですが、
そういうことは、とても大事なんだな、と感じました。
先日、あるお客様が尋ねてきて下さいまして、
その方とも、同じようなことを話しました。
確かに身体がカチカチ、ボロボロになった時もありました。
娘やから「お母さん、休んだ方がいいよ、死んじゃうよ!」
毎晩、食卓で伏せ寝・・・
その時は、痛い代償を払ってでも、やる価値が自分にあったのです。
ミスして失敗したり、人に上手く伝えられなくて双方で悲しい思いや結末、悩みがあったとしても、
それは、必然的な自分の成長のための登龍門だったのでしょうね。
起きたこと全ては、生きる強さを養ってくれた”ビックチャンス”だったんだね、
と、思える自分がそのずっと先の未来にいたこと・・・
もしかしたら、ひょっとしたら、その頃に気づいていたのかもしれません。
実に人生はファンタジーです。
今となれば、それは過去のことなんだけど、
たまにビックリ箱(玉手箱)を開けてみると、何かしらのものが浮かんでくるかもしれません。
良いことも悪いことも、すべて自分の人生の中で起きたストーリー。
過去の偉大なリソースだけをなんとか風呂敷にでも包んで持っていきたいものです。
昔から大好きな『わらしべ長者』のお話しの様に、小さな宝物を大きな価値ある宝物に!
これからも引き続き歩いていこうと思います。
最近、このブログを読んでくださる方が増えた様で、とても嬉しく思います。
そして、更新を楽しみにしている方もいらっしゃると聞き、励みになります。
私が気ままに書いてるつたないブログを楽しみにしてくれている人がいる、
その人の為に書き続けていこうと思います。
実は子供の頃から、文章を書くのが大の苦手で作文を書くのが「大」がつくほど嫌いな私でした。
今も「てにをは」の使い方が変だったりします(お聞き苦しくてごめんなさい)。
そんな私のことを、最初に文章を褒めてくれたのは兄でした。
たしか、短大生の頃です。
兄にネパールへ行く資金を出してもらえないかと、一所懸命に手紙を書きました。
たしか兄が僻地の離島で教諭をして2年目の頃です。
そりゃもう一所懸命、ネパールへ行きたい思いを何枚も書き綴りました。
兄には私の大学の学費も借りていたので、そこまでの面倒は厳しかったようで・・・
丁寧なお手紙が返ってきました。
ネパールに本当に行きたいなら、自分が社会人になってから遅くはないだろう?自分で稼いで行きなさい。
ごもっともな意見と、そして、
由美子が書いた文章か?お前は文章を書くのが上手いな・・・
と褒め言葉がありました。
ネパールは断念。
だけれど、この褒め言葉ほど、今でも心に響いて嬉しいものはありませんでした。
たったの一言が、何十年経っても消えずに支えになっているのです。
言葉は、人の未来や人生をも変える力があるんですね。
苦手だと思ったことが、あるきっかけで目覚めた瞬間こそ、その人の才能や本質なのかもしれません。
きっと誰にでもあることだと思います。
自分が自覚をしていないこと、人から意外なことを言われてハッとした言葉・・・何かありますか?
今日のブログは、どうも書いているうちにテーマが【一所懸命】になってしまったようです。
脈力もない流れになりましたが・・・
ぜひ、皆さんも【一所懸命】を思い浮かべてみて下さい。
「一生懸命」と「一所懸命」の違いは、長くなりましたので、今度また。
いつも私のブログを読んで下さいましてありがとうございます。
(すだっち)